10月16日に福島県へのフィールドワークを行いました。はじめに伝えたいことは、お世話になった福島の方々への感謝です。本当にありがとうございました。当日の午前中は双葉町産業交流センターにて活気あふれる双葉町の方々と花植えイベントに参加しました。その後、各ゼミ員は双葉町や大熊町に分かれて伝承館や廃炉資料館の見学、住民取材、町の見学等を行いました。原発周辺地域のフィールドワークでは、町の大きさや復興度合い、押し寄せた津波の高さ、時間が止まったままの町並みなどを実際に自分の足で歩いて目で見たことで体感的に理解することができました。さらに、現地の方とのふれあいの中で復興することがいかにすごいことなのかを再認識し、復興にかかわる人たちの力強さを目の当たりにしました。福島では「光と影」という言葉が度々使われますが、その意味がよくわかりました。今回のフィールドワークにより福島像をしっかりと捉えることができたことに加え、多くの貴重な経験をすることができました。今後の研究に確実に生かしていきたいと考えています。